2006年 06月 23日
晴れ。今日も暑い。 美術館、いろいろあって、全部良いとイイのだけど。 作品の前では美術をやってる人もそうでない人も同じ鑑賞者で時に批評家でもある。 優れた美術品や現代的な問題提起を含んでいる作品は、創作意欲を刺激したり、美術に限らない何かのヒントになったりもする。だから展示作品もそうした「刺激」を多く内包したものであってほしい。 そういうものもあれば、そうでないものもある。 「県ゆかりの作家」の作品にはもちろん一定のレベルがありキャリアがあり美術史的な意義ある評価があるのだろう。しかし作品によっては「過去の威光」であったり「県人顕彰」な性格の強いものも混ざっている。その線引きがどこから、、かは断定できない。見る側の感受性でどんなものからでも現代的な美しさや表現のヒントをもらい、何かを蘇らせることだってあるだろうから。 しかし、総じてローカル美術館には博物館的な展示が多くないか? 生き続ける美術と亡骸のような美術、見分けるのも鑑賞者側の力だ。
by aura-21
| 2006-06-23 13:46
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