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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2005年 06月 07日

検査 表現 個人情報

10時から県病。半年に一度耳鼻科で口腔の「血管腫」を検査。変化なし。
最近耳の聞こえが悪いことを話すと聴覚検査をされた。耳に気圧をかける検査とヘッドホーンを付けて片方づつの聴力検査。医師の診断は「老化現象」ということだった。は〜、わしは耳の遠い頑固じじいにちゃんと成りつつあるのか…面倒なことは聞こえなかったことにしよう……、ワハハハハッ!



県病前の「カフェ・デ・ジターヌ」へ。
ここにも個展の葉書を置かせてもらう。
カウンター横のマティス画集を読みながら浅煎りのブラジルを飲む。

「モデルの本質的な特性を慎重につかみたまえ。モデルは完璧な作品なのだ。その特性を見逃しているかぎり、君たちがどんな立派な考えを持っていても、表現に至らないで消えてしまうことになる」とマティスは学生たちに説いたそうな。

「表現に至らない」…重い言葉です。なんでも描いたり叫べば表現になってしまうと勘違いしているこの時代。迂闊に「表現」なんて言葉を乱用しないようにしたいもの…と自戒。「表現」の意味にも数種類あるということか。「自由」を乱発する若い人の言葉の使い方と似たものを感じる。
価格破壊ではないが、価値基準を甘くすればするほどに自ら渾沌の奈落に沈んでいきそうだ。



昨日、今日と個展の案内状出し。幾つかモレもある。
今年4月から個人情報の取扱いにも注意を要する。私の持つ芳名の集計など数としては微々たるものかもしれないが、それも個人の情報には違いない。
今年の芳名帳テーブルには注意書きが必要だろう。
「ご芳名をお願いします。ご記帳いただいたご芳名・ご住所へ次回の個展・展覧会等の情報をお送りすることがあります。」…とかなんとか。
芳名帳というなにげなく行われていた慣習。悪用しようという気はないが、ともするとなんでも勝手に使われる時代なので取扱いには注意したい。個人対個人の信用と礼儀として。

多くのダイレクトメールは無視しているが向うにこちら側の名前・住所・電話・家族構成などなど知られていることが「不気味」と感じ出したらなんともやりきれない。被害者意識の妄想拡大かもしれないが、個人情報を組織が知っているというのが顔がみえず無気味なのだから。



三戸町立現代版画研究所長より「三戸町立現代版画研究所における集中講座の講師依頼について」の書類をいただく。
「The 6th British International Print Exhibition」のENTRY FORM が届く。

by aura-21 | 2005-06-07 00:12


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