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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2001年 06月 14日

版画トリエンナーレ

あおもり版画トリエンナーレ事務局から電話。出品料は振込んでいたが応募票をまだ送っていなかった。応募要項では作品と共に応募票と振込み証のコピーを送ることになっていたので作品と一緒に…と思っていた。応募者全員の資料を審査前に準備するためだろう。「FAXでもいいのでお送り願えないか…」という電話だった。事務局では電話で各応募者にこの点を連絡しているようだ。大変だな〜。
もうひとつ「これは大変だろうな〜」と予想されることがある。それは「作品は筒に入れて送ってください」という項だ。作品が丸まってしまうとひとつひとつ拡げるのにかなりの手間なのだ。最近は版画に使う紙質もかなり厚いものが使用されている。紙に皺などが付くことを嫌う作家はタトウ(厚紙)やベニヤで挟んで搬送することが一般的だ。またインクの厚みも意外にあって、丸めるとインク部分にもひび割れなどが出来るものも少なくない。「薄手の和紙に木版画」…というスタイルが一般的な時代だったら丸めて送っても問題は少なかっただろうが、現代の版画は勝手が違うのである。
シートによる今回の応募作品、手間ではあるが慎重に扱われることを望むばかり。

by aura-21 | 2001-06-14 16:36 | 版画


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