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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2001年 02月 09日

教室 図書館

…快晴…いまのところは…
版画教室。天気が良いと仕事場も暖かいので助かる。腐食溶液の調子も気温で随分違う。やっぱり寒く液温が低いと反応も鈍い。溶液を入れたバットの下からベニヤと金属の台越しに電熱器ですこし温める。うっかりすると溶液からすこし湯気がでるので注意してやる。バットのそばでは換気扇を回している。
昨年から作りかけてるものと今年に版を用意したものとが机の上に拡がっている。どれから完成するだろうか? 多分〆きりの近いモノから。 教室にきているAさんと雑談しながら眼と手はそれぞれ自分の仕事に向かっている。今日来ている人は銅版画に慣れている人だから不必要な制作指導みたいなことはもう言わない。版画制作のためのレンタル作業場…という感じ。


夕方から青森市民図書館へ図書の返却。週末はこのAUGA(アウガ)も駐車場が混み合うようだが今日はまだソウでもない。また3冊借りる。小説とエッセイ。地下の魚菜市場をみる。駅前の魚菜市場の時のお店で知ったお店もこちらに移っていた。夕食用にハタハタを買う。
しばらく来てなかったARIAで青森市所蔵作品展No.4「津軽を描く」を見る。古びた感じのタイトルの付け方かもしれないが、確かに今程にステレオタイプな「津軽」を単純記号化してしまう以前の作家の裸眼で見た対象が温かく描かれている。今じゃネブタ祭も津軽の風景も色彩や構図までもが何処かで見たことあるような同じような絵を見せられてしまいかねないですからね…。

by aura-21 | 2001-02-09 12:12


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