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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2005年 03月 20日

写真製版とエッチング3日目 酸ヶ湯

今日も快晴。雪はどんどん溶けてしまった。
「ホテル山上」へ百瀬さんと磯田さん(函館からの受講者)を迎えに。
センターで二人を降ろしてからもう一度自宅へ手洗い用の洗剤を取りに戻る。玄関に置いて忘れて出る。最近はこうした忘れ物が頻繁である。

今日もセンターでは分担作業。百瀬さん、松木さんは暗室での作業で忙しい。腐蝕と刷りに係っきりの私。だんだんと受講者も作業手順に慣れてきたようで自分で進めている。けどちょっと待って〜な こともある。制作することにだんだんと追われて、理屈(なんでその作業が必要なのか、とか、この薬品は何のためにしているのか、とか)の説明よりも作業に追われることに。
現像液が足りなくなり、急きょこの最終日後半からコピーのシンナーによる写真転写。コピーのトナーでも結構防蝕してくれるものだ。(松木さんすごい)



酸ヶ湯温泉へ。
あぁ、昨日の電話予約「宴会場での雑魚寝になります」というフロントの話を安易に考えていました。本当に六十畳ほどのスペースに布団が20数組置かれてる部屋でした。なんだか罹災して公民館に批難してるような感じ…(ちょっとこの時節柄 差し障りある表現をお許し下さい) この部屋は3年前にACACの初レジデンスで作家とサポーターとで日帰り入浴&宴会の時に使った部屋でした。(2002/2/3の日誌参照)
早速、食事前に風呂。夕食も質素ながらおいしい。酒とビールはガッツリと買い込んで持ち込みする。
六十畳の部屋はそれぞれもう布団に入っている人や小さい子供連れの人も。真ん中に置かれた長いテーブルのお茶セットをどかして3人で小声で宴会? 周囲に気兼ねして…なんとも。は〜。もう一度風呂へ。途中の廊下に小さなテーブルと椅子を発見。「ここで飲もうよ」となる。そこは自炊で湯治にきている人向けのコインランドリーとガス台と水飲み場、つなり廊下に面した台所である。ストーブもあり時々廊下を行き来する人を背に…「飲む」 結構楽しく飲めるものだ。最初だけだな、ちょっと抵抗あったのは。アルコールが入ると多少の環境の不満は消えてしまうものなのか。
24時近くまでそこで飲んでた。

by aura-21 | 2005-03-20 23:52 | 版画


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