2001年 05月 18日
快晴。久しぶりに版画教室の日。西日の射す仕事部屋で製版作業。 美術を「見せる/魅せる」作業にまで神経の行き届く展示をしていると感じるグループ展は少ないかもしれない。作ったはいいがそれをどういうふうに配置し見せるかまで思いが行き届かないと、作品も制作の意図も発揮されない。それは額に入った絵画であっても同じで、展示の仕方というのはその作品の効果を高めもし低めもする…という当然の事。組織が大きくなると集まった作品の展示にアルバイトを使うらしいが、全体を見渡して仕切る人がいないと悲惨な展示になるようだ。コンサートの指揮者のような人は必要だ。グループ展は組織内に実力者の存在がないと組織である利点も発展もなくむしろ斜陽していきそうだ。 伝統とは呼べない単なる慣習に堕す。 ビデオ「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を見る。
by aura-21
| 2001-05-18 12:33
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