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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2002年 05月 01日

見送り 価値観

快晴…五月晴れか。「五月蝿い」はまだだな〜…
昨日1日風邪用心で寝ていたので今日はそこそこ元気である。この忙しい時期に風邪で寝込むとは!
11時にセンターへ、陸 根丙さんを見送りに「青森空港」へ。
帰宅後自分の作業を始める…何処から手を付けようかな?



久しぶりの「TAO」で「蒲公英珈琲」



版画作品の値段というか価値…というか、どう考えたらいいのか…。
江戸時代の浮世絵はものにもよるけれどもその時代の値段でいうと20文(今なら500円くらいかな)程度で決して高価なものではなかったようです。庶民(というのかな?)にとって「芸術」という程にはくちはばったいものではなかったし(まだ「芸術」という言葉は発明されていません)売っている側も刷り増しすれば儲けられるというものだったようです。(限定部数という意識もないのです)今でいう印刷ですから出版業界と一緒で増刷すればベストセラーです。
しかし、中身としてはすごいエネルギーと精緻さと執念ですよ。
なんだかしんどくて、セコセコしている自分がすごく矮小化してきちゃいます。

by aura-21 | 2002-05-01 23:57 | 版画


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