2004年 05月 04日
朝から小雨。思っていた程には強く降らなかった。しかし暖かい。 朝方、板倉さんがNOVITAの鍵を取りに来た。今日の監視員。 正午、NOVITAへ。天気もすこし持ち直した。しとしとと降る。 シンポジウム「斎藤義重と青森」14:00より。 多くの来場者があった。 今日が斎藤義重の生誕100年の日にあたる。2001年6月13日未明に亡くなるその時まで進行形で作家であり続けた。その生涯の片鱗でも偲びたい。 シンポジウムはパネリストに松本 武氏(まつもと代表取締役)・黒岩恭介氏(青森県文化観光部美術館整備推進監)と私。司会に工藤健志氏(青森県文化振興課美術館グループ学芸員)。 黒岩さんには義重さんの出自(青森との関係)からその仕事の業績を中心に語られた。松本さんからは長年斎藤さんと寝食を共にし制作を補助しマネージメントで外国を一緒にめぐってきた一番身近な証人としてのお話を赤貧時代のエピソードから制作の転換点でのご苦労など人間 斎藤義重の顔を紹介していただいた。私は1982年から卒業するまでのTSA時代の様子などを少し話させてもらったが、お二人の話を観客と一緒に聴くことの方に集中していた。 途中から盛岡のギャラリー彩園子 村井睦平さんの顔も客席に見受けられた。盛岡から車を飛ばして来てくれたそうだ。終わるとご挨拶もそこそこにすぐにまた盛岡へ戻られる。村井さんが私をTSAに導き斎藤義重さんと出会わせてくれた人なのです。 シンポジウム終了後、松本さんと黒岩さんたちは国際芸術センター青森を見学に行かれました。私はかみさんとマクドナルドで一息してから帰宅…しかし…!!! スーパーで買物をしてもうすぐ家に着くというところで一時停止をうっかり素通りしたら後ろから赤色灯を付けた覆面パトが現れて「路肩に寄せろ」…の合図。しっかり違反キップを切られ「減点2点 & 罰金7,000円」!! だ〜〜〜〜っ??? かなり「シュン」として帰宅。 留守中に陶芸作家のaさんから電話があったそうだ。かけてみると腐蝕液「塩化第二鉄」についてのお尋ね。彼女は今月22日から気仙沼のリアス・アーク美術館で個展。現在作品の制作中だが展示する台を腐蝕させた質感にしたい旨…それからすこしおしゃべりをして切る。 夕食にたらの芽のてんぷら。夕食後にフラワー温泉へ。 5月4日は寺山修司の命日でもある。 DVD「たそがれ清兵衛」を二人でみる。 おおぉ〜日本的でメソメソしてるが…いいな〜。 斎藤義重さんはドラマを好まない人だったそうだ。私は義重さんのようには感情的なものを排除できない人間だな〜と…つくづく。まだまだ修行中。(感情を排除することを…ではなくて。)
by aura-21
| 2004-05-04 13:58
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