2004年 07月 01日
青森は晴れ。 久しぶりに図書館へ。買おうと思っていた本がありまずは借りて読んでみることに。 橋本 治著「いま私たちが考えるべきこと」(新潮社) このところ気になっている「私たち」という言葉。 「“私”と“私たち”との間にあるややこしさ」に関する本で、「ものを考える生き物である人間の選択肢がそんなにも貧しくなっているのなら、きっとそのどこかに思い違いがあるのだろう」と考える本です。 (同書「はじめに」より) 告知に夏のアートフェスティバル「なつ・いろ・かたち・ことば」と、私もワークショップで参加する「キッズ・アートワールドあおもり2004」を追記。 DVD「HANNIBAL」「RED DRAGON」を連続で見る。1時半を廻った。 #
by aura-21
| 2004-07-01 00:02
2004年 06月 23日
蒸す。 作品を入れる袋を縫う。寸法間違いで縫い直し。 「民意」という語が創造の精神や創造の現場にかなり不釣合いなことに改めて感じ入る。あるいは「民意」という語の1人歩きが誤解と希望をばらまいているのだろうか。 先月のこの日誌にJ・ブラックの言葉を引用した。その「民衆」という語彙には民意というニュアンスが含まれてはいないだろうか。現代における民意とは何か。創造の現場で話すときにそれがどれほどチグハグなことを産む原因になってしまうのか… #
by aura-21
| 2004-06-23 23:31
| 雑感
2004年 06月 22日
台風一過。思った程に強風もなかったようだが被害の程が心配。 遠くに黒い雲が渦巻く。こちら側は晴れている。とてつもなく大きな空間。視界の限界を遥かに越えて。 そのたった一部である青森の上空、の、その下で小さな私がいる。 午後から弘前へ。活版印刷所へ往復はがきサイズの印刷物の校正に。 弘前土手町を歩く。新しく通った332号線道路との交差点近くの「平山萬年堂」でCARAN d'ACHEのボールペンを見る。17年間使って最近壊れた同社同型のボールペン、書き味に惚れて探していた。2,000円くらいのものを…と尋ねたがたまたまもっと上級のもの1本しか店に在庫がなかった。思いきって購入。大事に使おう。筆や硯、和紙などもある。書道用の紙だが版画に利用できそうなので購入。半紙16枚ながら…3,500円。ちょっと使い過ぎか。 名曲喫茶「ひまわり」で珈琲。青森に戻る。 DVD2本。「インビンシブル」「The TUXEDO」 「インビンシブル」は西洋人が演じる哲学的カンフーみたいな…まぁ、時を超越した善と悪のサイキックな闘い…でもなんだか侘びしー感じの出来なんだが…どうしてサイキックなのに戦い方は東洋なカンフーアクションなんだろ。 上記のサイトを見ると「そこまで肯定的に解説するか」「何を見ているんじゃ?」とマウスを投げつけたくなる解説に驚く。…そう感じるヤツもいるんだな…と世界の価値観の寛さも感じるかも。 「The TUXEDO」はお馴染みジャッキー・チェンのアクション(やっぱカンフーだな)。着ちゃった人をスーパーにしちゃうタキシードが巻き起こすドタバタアクション。何も知らない主人公が陰謀に巻き込まれるといういつものスタイル。どれを見ていいか迷う時ついつい借りちゃう…ジャッキーか。 娯楽だが見ててツカレタ。 #
by aura-21
| 2004-06-22 23:20
2004年 06月 21日
日中、曇り、蒸す。 版画教室へK市からOさんがネットでこのサイトを見て来てくれた。実は刈田さん(現在は東京で学校の先生)の青森時代の教え子さん。ドライポイントとエッチングに挑戦。「たのしい」と言ってくれて私は「うれしい」。新鮮な驚きや感動を受け取ってもらうとそれは私にもまた跳ね返って何かを呼び覚ませてくれる。 また挑戦してください。制作のお手伝いをします。 先週来てくれたKさん、そして今日のOさん。ありがとう。 台風が近づいている。予報では明日の深夜3時頃青森県を通過するという。 テレビではリンゴ農家の暴風対策や沿岸の船舶の退避の様子がニュースで流れている。家の周囲に置かれた軽い植木鉢を飛ばされないように片付ける。 弘前の活版印刷所から電話。明日校正に行くことに。 仙台の活版印刷研究会のWさんより名刺の校正がメール添付で届く。こちらも印刷をお願いする。近日中に名刺の紙を発送すること。 作家の集団に限らずどんな集団もその活動に組織的に巻き込まれてだすと身動きとりずらい…そんな感覚がつきまとう今日この頃。私にはARTにおいての集団は「組織」じゃなく「交点」であり「寄合所」くらいに思っていたのだが。でないと各自の活動に影響が出る。 抜けることも含めて自分の中で決着をつけないといけないだろう。 #
by aura-21
| 2004-06-21 23:15
| 版画
2004年 06月 20日
曇りのち一時小雨。 久しぶりにNHK「新 日曜美術館」で「描かれた橋」を見る。我家のアンテナの具合は非常に悪くテレビ画面も特にNHKの映りが悪い。ちゃんと受信料払っているのに…。不鮮明で色の乱れた画面での美術作品鑑賞は逆に想像力を刺激する。 橋もそうだが塔や門も美術作品に現れると特殊な意味を持つな…と感じながら見ていた。 ぐた〜っとだらしない格好で家にいると電話…「あっ」ARTizan世話人会開催が11時からだった! 忘れていました、結果欠席。すみません…。規約検討、承認、本年度事業計画の説明と承認…が行われたそうです。 15時からのARTizan「お茶会」で早めに家を出る。 市民美術展示館で展覧会を見て、青森画廊での生田作品(メゾチントの梟)本日最終日…を見る。 青森画廊の千葉さんにはいつもお世話になっている。 コーヒーをごちそうになり30分程お邪魔してから「お茶会」へ。 今日は来月弘前 デネガで開催の「セカール展」で実行委員長の岩井康頼氏によるお話。思いと熱意が伝わってくるお話だった。 終了後、来ていた作家のSさんと会場を後にしてドトールへ。お茶しながらのおしゃべり。先日の気仙沼 リアスアーク美術館のこととか…Sさんも陶芸のKさんの作品を見てきたそうだ。また新しい仕事場を見つけた話とか。仕事には必要です大きな空間。すっかり男2人のおしゃべりに盛上がり、つい時計を見たら19時を過ぎ従業員は店の掃除を始めていました。また今度飲みましょう…と別れる。 夕食はかみさん手づくりの「タコ飯」…初めてのメニューだ。帰宅したらとっくに彼らの食事は済んでて、私だけで「大改造!! 劇的ビフォーアフター」を見ながら食う。でもうまいよ。 #
by aura-21
| 2004-06-20 23:09
| AIR
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